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元来、魚津という土地は知的生産の盛んな土地柄であり、その代表として「魚津の三太郎博士」が挙げられます。現在の魚津にも高い技術力をもつ中小企業が存在します。このブログは、それを広く感じてもらうために開設しました。

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マイクロ小水力発電への挑戦-株式会社北陸精機-(後編)

 前編からの続きとして、株式会社北陸精機顧問 南 弘雄 氏へのインタビューを紹介します。

【インタビュー】

 魚津で小水力発電事業を行うことについて、どのようにお考えでしょうか?

 富山県は日本一の水力発電王国だと考えます。
 富山県は雪国ですが、雪は水のダムであって、昔から水力発電がさかんに行われてきました。しかしそうして発電した電力は、その多くが関西方面など県外で使われており、そのための送電にも多くのお金がかかっています。

 この豊富な電力を、魚津で使うことができれば、もっと地元の産業が発展すると思います。

 そのために小水力発電事業をもっと進めたいと考えます。
 単に電力が生まれるだけではなく、例えば温泉旅館の近くに発電機を作れば、観光にも生かせます。実際に、小水力の発電施設を産業観光として活用しているところもあります。

 魚津は山から海までの距離が近く、また農業用水の落差も大きい。行政や地域と一体になって取り組めば、1000~2000kw位の電力なら小水力発電で十分にまかなえるようになるのではないでしょうか。


 今後の取り組みについて、お伺いします。

 この小水力発電機「パワーアルキメデス」を、年間30台、100台と普及させていくことを目指します。発電機が増えれば、それだけ発電機の単価も安くなり、もっと普及しやすくなります。

 東日本大震災以降、自然エネルギーへの転換がいろいろなところで言われています。例えば太陽光エネルギーは昼間のみで、夜は発電できません。また風力発電は常時偏西風が吹いているような欧米などが適地と考えています。魚津のような中山間地では、一番向いているのは小水力発電。これからもさらに研究を進め、安定した発電ができるものを開発していくので、みなさまのご支援ご協力のほどよろしくお願いします。


 その後施設見学をさせていただきました。

 農業用水
 農業用水。この落差のある農業用水が、小水力発電の源となります。


 小水力発電実証試験場
 富山県立大学・石川県立大学・北陸精機の産学連携による
 小水力発電実証試験場。



 小水力発電機
 小水力発電機。比較的小型のもの。
 これ1台で約5.5kwの電力を発電できる。



 取材者
 小水力発電実証試験場を出る取材者。
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uozusantaro

Author:uozusantaro
富山県魚津市の企業・産業を知ってもらいたいと感じている市職員グループです。

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