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元来、魚津という土地は知的生産の盛んな土地柄であり、その代表として「魚津の三太郎博士」が挙げられます。現在の魚津にも高い技術力をもつ中小企業が存在します。このブログは、それを広く感じてもらうために開設しました。

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ミラたん金型を作って-有限会社 石﨑製作所-

わが国の製造業の要となる、多種多様な生産用機械。
これらの製作のために必要不可欠なのが、金型です。

魚津市内にも、金型の製造を行っている企業がたくさんあります。
今回の三太郎ブログでは、

平成24年10月に石川県で開催された
「しんきんビジネスフェア 北陸ビジネス街道2012」で
魚津市イメージキャラクター「ミラたん」の金型を展示された
有限会社石﨑製作所を紹介します。

お話は、有限会社石﨑製作所 代表取締役社長
石﨑津世志 氏に伺いました。


石﨑氏
取材に応じて下さった石﨑社長

【インタビュー】

 石﨑製作所は、どういったものを製造しておられるのですか?

 主に金型や、その他機械部品、一般工作部品などを製造しています。
 カメラや電話、野菜の皮むき器、赤ちゃん用のおもちゃなど、プラスチックで出来ているものはほとんどすべて、金型からできています。
 基本的には、発注されるお客さんの注文に合わせ、オーダーメイドで金型などを作っています。


 「しんきんフェア」に出展されたきっかけを、教えてください。

 「金型」とはどういうものなのか?またどのようにして使うものなのか?ということを知ることで、一般の方にものづくりや製造業にもっと関心をもってもらいたいと思って参加しました。

ミラたん金型
「しんきんフェア」で展示したミラたん金型

 このような金型は、今までは三面図(ものを正面・側面・平面から描いた図)を作成してから作っていましたが、3Dスキャナーや3Dプリンターなどの登場で、もともとあるものをすぐに三次元にして作ることができるようになりました。

 昔よりものづくりが身近になった、ということで、ものづくりが変化していることも知ってほしかったのですが、なかなか理解してもらえないようでした。

 「ミラたん」金型の反応は、どうでしたか?

 金型というものを紹介するのに、ミラたんが分かりやすく身近なものだったので、ミラたんの金型にしたのですが、しんきんフェアがどちらかというと業界向けのイベントだったこともあり、反響はよくわかりませんでした。

 出展当時(平成24年10月)はまだゆるキャラグランプリなどにも出てなくて、ミラたんの知名度もあまり高くなかったと思います。もっといろいろな場面にミラたんが登場すればいいのではないでしょうか。

 魚津の環境について、どのようにお考えでしょうか?

 学生時代富山を離れていましたが、水のおいしさ、環境のよさを実感しました。
 今回、魚津三太郎塾にも参加しているのですが、改めて魚津のすごさを感じ、この環境が維持されつつ、町が活性化していくことを願います。

 (注:「魚津三太郎塾」についてはこちらをどうぞ)

 今後の事業展開について

 今後は、大量生産・大量消費を目的とした種類の金型は海外生産となるでしょう。
 私たちは、中小企業という利点を生かし、お客さんのニーズに合わせたものづくりを進めていきたいと思います。今回展示した「ミラたん金型」も、希望があれば販売もしたいと考えています。

 若い人たちの間で、製造業に就くのを嫌がる傾向がありますが、日本のものづくりはとても大事な産業で、途絶えさせてはいけません。大手の製造業の企業でも、若い人を集めるのにいろいろ工夫されておられますが、これから就職を考えている方には、、中小の製造業にも目を向けてもらいたいと思います。

 ミラたん焼き
 ミラたん金型で焼いたミラたん焼き
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マイクロ小水力発電への挑戦-株式会社北陸精機-(後編)

 前編からの続きとして、株式会社北陸精機顧問 南 弘雄 氏へのインタビューを紹介します。

【インタビュー】

 魚津で小水力発電事業を行うことについて、どのようにお考えでしょうか?

 富山県は日本一の水力発電王国だと考えます。
 富山県は雪国ですが、雪は水のダムであって、昔から水力発電がさかんに行われてきました。しかしそうして発電した電力は、その多くが関西方面など県外で使われており、そのための送電にも多くのお金がかかっています。

 この豊富な電力を、魚津で使うことができれば、もっと地元の産業が発展すると思います。

 そのために小水力発電事業をもっと進めたいと考えます。
 単に電力が生まれるだけではなく、例えば温泉旅館の近くに発電機を作れば、観光にも生かせます。実際に、小水力の発電施設を産業観光として活用しているところもあります。

 魚津は山から海までの距離が近く、また農業用水の落差も大きい。行政や地域と一体になって取り組めば、1000~2000kw位の電力なら小水力発電で十分にまかなえるようになるのではないでしょうか。


 今後の取り組みについて、お伺いします。

 この小水力発電機「パワーアルキメデス」を、年間30台、100台と普及させていくことを目指します。発電機が増えれば、それだけ発電機の単価も安くなり、もっと普及しやすくなります。

 東日本大震災以降、自然エネルギーへの転換がいろいろなところで言われています。例えば太陽光エネルギーは昼間のみで、夜は発電できません。また風力発電は常時偏西風が吹いているような欧米などが適地と考えています。魚津のような中山間地では、一番向いているのは小水力発電。これからもさらに研究を進め、安定した発電ができるものを開発していくので、みなさまのご支援ご協力のほどよろしくお願いします。


 その後施設見学をさせていただきました。

 農業用水
 農業用水。この落差のある農業用水が、小水力発電の源となります。


 小水力発電実証試験場
 富山県立大学・石川県立大学・北陸精機の産学連携による
 小水力発電実証試験場。



 小水力発電機
 小水力発電機。比較的小型のもの。
 これ1台で約5.5kwの電力を発電できる。



 取材者
 小水力発電実証試験場を出る取材者。

マイクロ小水力発電への挑戦-株式会社北陸精機-(前編)

平成24年11月8日、富山県が主催する
「元気とやま!中小企業シンポジウム」会場において、
低コスト・高効率のらせん型小水力発電機「パワーアルキメデス」を開発した
魚津市道坂の株式会社北陸精機が、
第1回の「中小企業元気とやま賞」
中小企業部門 ものづくり企業
 を受賞されました。


今回、魚津三太郎ブログでは、この北陸精機を取り上げ、
農業用水を利用した小水力発電の取り組みを追っていきます。
お話は、株式会社北陸精機顧問 南 弘雄 氏に伺いました。


南弘雄顧問

取材に応じて下さった南 弘雄 顧問



北陸精機本社工場

株式会社北陸精機 本社工場


【インタビュー】

北陸精機は、これまでどういった事業に取り組んで来られたのですか。

 もともと昭和34年、谷口鉄鋼として創業しました。
 昭和46年に株式会社北陸精機として立ち上げ、昭和53年、吉島にあった本社工場を道坂に移しました。
 私の知る限りでも鉄の加工品、大型の産業機械、大手メーカーの使う製造加工機など、多くの産業用の機械を製作しております。

 北陸精機の特徴として、量産ものではなく、オーダーメイドの産業機械の受注が多いことが挙げられます。納品する機械も各社によって異なることが多いです。


 その中で、小水力発電事業を始められたきっかけはどんなことですか?

 7、8年前に、富山県立大学のらせん水車の研究チームが、らせん水車の作成を北陸精機に依頼したことがきっかけです。その時は、ちょうど自社製品を開発したいと考えていた時期でもありました。
 「らせん水車」とは、大正時代に砺波地区で開発され、農作業の動力源として利用され、全国に輸出された富山県の産業遺産です。

 水車を使って発電となると、いかに効率よく発電するかが重要なポイントです。水力発電の機械自体は100年以上の歴史がありますが、ほとんどが輸入品であり、より効率の良い発電機をオーダーメイドで作るため、完成までに50種類以上の試作品を作りました。
 今の形状は完ぺきではありませんが、特許も取りました。


このようにして完成したマイクロ水力発電機「パワーアルキメデス」には、どんな特徴があるのですか?

 「パワーアルキメデス」は、何千kw級の電力会社が使うようなものではなく、50kw以下の発電量を想定して作っています。それでも1台で一般の家庭数軒~数十軒分程度の電気を発電できます。
 また、電力会社が使う機械と違い、河川での使用ではなく、農業用水や工業用水、下水道で使うことを考えて作っています。

 特に魚津市の農業用水は、ほとんどが片貝水系などの水力発電所を通った水を利用しているため、水量が安定しており、安定した発電ができます。また、発電機にゴミや泥が入り込まないようにするためのゴミ取り装置は必ず付けています。



 後編は、「魚津で小水力発電事業を行うことについて」などを紹介します。
 11月26日(月)更新の予定です。







丸八を取材しました

㈱丸八を取材しました

大崎社長    
大 浩司 代表取締役社長

 

会社の概要について教えてください

 

まずはエネルギー部門ですが、主にLPガス(プロパンガス)灯油などの卸業を行っています。これが事業の割合として50%は占めております。

次に建材部門です。創業時から扱っていた、セメントや左官材料など「湿式 建材」に加え、「乾式建材」の材料販売及び施工工事も行なっています。建物構造の変化で、石膏ボードのような軽量鉄骨の躯体工事をするようにもなりました。

住宅産業においては、工務店さん、ハウスメーカーさんなどに「流し台」、「ユニットバス」などを納材しています。丸八自身の主たる業務は「納材」なんですよ。

企業のブランドイメージについて、以前調べたことがありまして。魚津では「ガス屋」、富山では「セメント屋(建材商)」、砺波では「タクシーの燃料屋」と言われます。地域によって企業イメージが違うんですね。

石工事
『空間造形』石工事

吹抜けの大エントランスホール

 大板石材を仕上げ、デザインを使い分け高級感のある空間を作り出しました。

 

創業について教えてください

 

昭和2910月に今の村木でスタートしました。

創業者が、浜岡商店さんから独立し、その時代の先を行くガス事業も加え、店を始めたと聞いています。創業後57年目なのですが、社員で当時を知る人はわずかになってしまいました。

数年前まで、今の本社敷地内にはセメントのサイロ(貯蔵庫)があったんです。ここにはかつてセメントをつめる工場もあったんですよ。

 

まちづくりなどの景観事業も手掛けているとお聞きしましたが

 

自分たちでまちをつくっていこうというのが始まりで、職人さんにも、我々にも、仕事を作って一緒に仕事できるように、という元々のスタイルが事業になっていったのです。

今では公共事業が盛んな頃と違って仕事が減り、競争相手も増え、信頼関係だけでは仕事が来ない時代になりました。営業ということが重要視され、職人さんたちが自分で仕事を取りづらい環境になっていったのです。そこで、我々が営業し、コーディネーターとなって、行政や地域へ「まちづくり」を提案していこうと考えました。それには情報化社会への素早い対応も必要になります。新商品が出てからなんて遅いのです。情報を先取りし、これからのコンセプトをどんどんお客様に提案して、問屋の目から見てお客様の要望に一番マッチしたものを提示する、そんな役割をするわけです。

シェルター  
『憩う ホッとひと息スロータウン』シェルター工事 みかげ舗装工事

 人と人とのふれあいの場、時には賑いの場としても活用されるシェルターです。 

 
舗装

『明るく綺麗な街並みづくり』インターロッキング歩道工事

 足元のカラーリングは、思わず楽しく明るい雰囲気を作り出します。

 

今後の展開を教えてください

 

今後は、エネルギーへの注目が重要です。太陽光発電燃料電池などですね。これからは1つだけのエネルギーだけでは難しいので、例えばガスと太陽光との組み合わせも1つの提案の形になります。

我々はガスとオール電化の競合を考えるのでなく、お客様に合わせた提案を考えています。5,6年前から、建築関連の担当者に、電化を希望しておられるお客様に対してガスを無理に薦める事をやめる様指示しました。

それは、お客様の要望を聞かずにこちらの押し付けでは、営業が絶対成り立たないと考えたからです。会社の中で大きくもめましたが、ここで大きく舵を切り企業イメージを変えようと、オール電化のプランも持って県東部を徹底的に廻りました。

それは、変化に対応してきた会社の歴史があったからできたことです。壁材の主流が生コンから変わったなら今度は内外装へ事業展開だとか、職人さんの仕事がなくなってきたら我々で提案だとか、昔からいる従業員は、そういった変遷が普通だと思っています。だからこそ今回の変化にも対処できたのです。

今我々は電気・ガスどちらも手がけているがゆえに、どちらか一辺倒の提案ではなく、お客様の生活に沿った、きめ細かいプランを提案できるという点で評価をいただいています。また、地域で育ち、地域に根ざした会社ということで、太陽光発電など新規事業についても、信頼して依頼をいただいています。我々としても、地域で育った会社なので、地域に求められるものに合わせて、要望に応えていかねばならないと考えています。
太陽光

『太陽エネルギーは無限』太陽光発電システム工事

魚津西部中学校 太陽光発電システム20KW

 

宅配水事業も展開されていますね

 

ガス業者が水?とお思いでしょうが、基本料金で適切・安心なメンテナンスを担保するという考え方は、宅配水事業もガス事業も一緒なのです。

きっかけとなったのは、「水がおいしいところでは宅配水が出てこないというのは、神話です」「水がおいしいところの人は水の味にうるさいです」との専門家の言葉です。例えばある地域では、水道をひねれば富士の湧水が出るところに、富士の湧水という宅配水が置いてあるのです。宅地造成の簡易水道などには滅菌機を入れますが、水がおいしいところで育った人はそんなことにすら敏感なのですね。それと決定的だったのは、コンビニの調査では意外に水が売れていることです。炭酸飲料より水が余程売れています。参入して3年目に入りましたが、毎年300件~400件づつお客様が増えてきています。一歩一歩進んでいると言う感じです。この事業がここまで来れたのは、ガスのお客様がベースとなっているからです。

停電や井戸の断水対策の意味でも、宅配水は評価されていますし、CMの効果もあって、注文はポツポツとあります。今後、顧客件数を増やして、水の種類をRO水と天然水の2ブランドとかに増やしていきたいとか、いろいろな展開を考えています。宅配水も太陽光発電と一緒で、息の長い仕事です。まずは一つ一つの施行実績をつけていこうと思っています。

 

社長はまだお若いとお見受けしますが、苦労されている点などありますか

 

若い社長は、誰でも悩みは「人間関係」だと思いますよ。でもやっぱり日々の仕事の悩みが一番でしょうかね。まあ私は楽観的なほうなので、さほどでもないのですが。自分自身ネチネチされるのが苦手なので若い社員を叱る時も、ガッと怒って終わりにしています。

 

社長就任後の経営方針や社内教育方針などありますか

 

社長就任後に心がけたのが、縦にコンパクトな会社を目指そうということです。

当社も長い歴史の中で、組織だったものが確立してきたのですが、地域密着の会社ならではの弊害が出てきました。いろんな会へ出た時に「その節はお世話になりました」と言われても、何のことかよくわからないことが増えてきたのです。ですから、現場からの報告を密にし、トラブルの謝罪には必ず行くようにして、お礼を言うべきこともなるべく把握するよう努めました。「現場の細かい話が社長にまで伝わっている」、そんな会社を目指すため、細かい情報交換を心がけています。

休暇届も正直に書いてもらうようにしました。そうすることで従業員の得意分野や趣味などが分かり、お互いの理解も深まります。地域の行事やスポーツ指導など大いに結構。地域の会社なので、従業員にも地域に溶け込んでもらいたいですね。地域活動は率先してやって下さいと言っています。

 

その他新しい取組みはありますか

 

「魚津発、新川発をやろうぜ」といつも言っています。

魚津鈑金さんにアドバイスを頂いて今、電気自動車を制作?改造?中です。中古の軽四バンを改造して、電気のモーターを入れて走らせ、ついでに屋根にソーラーパネルを載せて市内街中を周ろうかなと計画しています。

新聞記事になるような、何か新しい取組みをいつも一生懸命考えています。宣伝効果にしてもタダですから。また、そういうことをやり続けると、「うちの会社はちょっと違うよ」と、そんな雰囲気がなんとなく出るじゃないですか。富山の二番煎じでなく、おれ達でやってるんだ、という気概を社員にも持ってもらいたいと思います。

色々チャレンジしたかいもあって、平成21年には、「温暖化アクト賞」を受賞しました。CO2排出権付の太陽光システムの販売の取り組みなのですが、自社で排出枠(口座)を持ったのは富山県では北陸電力さんに次いで2番目でした。

 

魚津市に対してご意見などありますか

 

お金をかけなくても発信できることはたくさんある、と思っています。だから、うちの若い連中には脳みそから汗を出しなさいといつも言っています。いざ本気で考えると、意外と面白い発想がでてきたりするものです。お金がないのは皆同じなので、そこで道が2つに分かれるのですね。ただお金がない、で終わるのか、お金がないから、ではどうしようと考えるのか。それが大事なことなのです。だから、あまりお金ない、お金ないって言ってほしくないなぁ。

 

従業員の方々にお話を伺いました

 
井田さん

井田 泰朗さん  入善町出身 入社7年目

所属:本社エネルギー課 

仕事内容:LPガス機器及び住宅設備の修理、工事、メンテナンス

太陽光発電、外壁など、住宅設備を幅広く取り扱い、庭の工事なども担当されるそうです。顧客を訪問してまわるため、外に出ている時間がほとんどだそうです。

大谷さん

大谷 和子さん   入善町出身 入社17年目 

所属:本社営業部 営業事務集中チーム

業務内容:営業事務

 

仕事のやりがいや苦労されている話などを聞かせてください

 
井田さん: 
 お客様と話をすることが多いのですが、それが楽しいです。
もちろん仕事の話もしますが、色々なお宅で色々なお話ができ、色々なことも聞けます。お客様と話をして、顔を覚えてもらうことが第一だと思っています。
 
失敗に関しては笑えないことばかりですが、カランの修理に行った時に配管が折れて、水が溢れ出したことがありました。それで、台所じゅう水浸しになってしまいました。その時は社長にバケツとぞうきんを持ってきてもらい、一緒に謝ってもらいました。


大谷さん:
 やりがいは、お客様から、「ありがとう」「またお願いします」など、
感謝されることです。「丸八さんでよかった」と言ってもらえると、すごく励みになります。
 
朝日営業所にいた頃は、その営業所がとても地域に密着していて、地域の方がよくいらっしゃいました。本社では、お客様だけでなく色んな方との出会いがあることが楽しいです。
 
気をつけていることは、クレームの対応はとにかく迅速にということです。適切に、即対応すれば、ご理解いただけるかもしれません。緊急の場合、当社営業担当や、社長、常務にもすぐに対応してもらえるので、とてもいい会社だと思います。お客様のお怒りの言葉をいただくと、まずはどうしよう、なんとかしなくちゃ、となりますが、そうやってお客様に育てていただいていると思っています。クレームへの対応を通して、リピーターになっていただけることも何度かありました。また丸八さんに、と言っていただけるお客様の言葉が一番ありがたいです。
ウッドデッキ

『リラックスな空間』ウッドデッキ工事

雨水に強い人工木(リサイクルウッド)を使用しました。オープンテラスでお茶を♪♪

 

入社の経緯について教えてください

   
井田さん: 
 学校卒業後すぐの就職なのですが、私の場合、実家がガス屋なんです。

 それで、来ちゃいました。親を超えたいではないですが、そういう意味もあり、ここで働きたいと思いました。幼いころから、よくガスボンベを運んだりしていましたよ。
 私はこれが初めての就職なので他と比べられませんが、あまりにも楽しすぎて、ここでずっと働きたいと思っています。仕事も楽しいし、社内の雰囲気も楽しいです。ただ、危険物を扱っているので、取り扱いはきっちりしないといけません。でも楽しいです。


大谷さん:
 前職退職後、子育ての途中、「ちょっと手伝いに来て」と言われたのがきっかけです。1,2ヶ月お手伝いのつもりが、正社員にさせていただき今に至っております。まさかこんなに長くいるとは思いませんでした。
 今の仕事は、建材、ガス、住設など、色んな分野があってたくさん覚えることがあり、楽しいです。また、和気あいあいと、アットホームな感じの会社ですし、お客様や一緒に働いているスタッフなどの、周囲の人の温かさに支えられています。井田さんのような、意気込みもある若い方が育っていくのを見ているのも楽しみです。それらが、ここまで継続できている大きな理由だと思います。

 

お2人を見ていると、会社の雰囲気がすごく良いのですね

 
大谷さん: 
 社長はフレンドリーで、いつも皆に声をかけてくれます。社長自らお客様のところにも行きますし。それはすごく良いことかなと思います。
 業種的には大変ですが、嫌なことがあっても、良いことの部分が多いから長く勤められるのかなと思います。

 

これから就職を考える人たちへのアドバイスをいただけますか?

 
井田さん:
 常にプラス思考でいられれば、何事も楽しくなるのではないでしょうか。どうにもならないことはどうにもならないので、今自分ができることをやる。それが大事だと思います。

 
大谷さん:
 まず、「あいさつ」、あとは感謝の気持ちが大切だと思います。お客様にも、他の方に対しても、相手の立場に立って考えることができればと思います。それは、できそうでなかなかできないことですが、自分がお客様だったら、と常に考えるようにしています。まずはそれが大事で、あとは経験ではないでしょうか。

 

魚津の印象はどうでしょうか

 
大谷さん:
 入善は住みやすいのですが、入善に比べると魚津は色々な方面で発展しているなと思います。良い人もたくさんいらっしゃいますし。

井田さん:
 朝日に営業に行くと、あんな都会(魚津)から来たの、と言われます。

大谷さん:
 
西に行けば行くほど都会だと、お年よりの方はそんな感覚かも知れないですね。
 
海上花火大会は、毎年すごくいいなと思っています。魚津は大きいお祭りがあるのが素晴らしいですね。入善も街流しはありますが、蝶六街流しはすごいですね。いつもテレビで見ています。蝶六は踊ってみたいと思います。

 

社長のお話で、地域活動は積極的にというお話がありましたが

大谷さん:
会長も、地元を大切にと常に言っています。社内清掃日が月1回ありまして、会社から駅前を一斉に回っています。夜見る釈迦堂と、朝見る釈迦堂との違いがよくわかりますよ。

 

 

編集後記

 「仕事が楽しい」と話す従業員の方々。辛いこと、苦しいことがあっても、それらを上回るお仕事のやりがいがあるとともに、何より社内の人間関係の素晴らしさがとてもよい作用となっているのだろうなと思いました。そして、社内の雰囲気の形成には、社交的でフットワークの軽い、大社長ご自身による影響が大きいものと想像できました。

 人間関係や地域のつながりの希薄さによる弊害、という見方が出てきた現代社会ですが、だからこそ、丸八さんのようなまさに地域密着型の企業には、これからもぜひ頑張っていただきたいと思います。


株式会社 丸八 ホームページ
www.maruhachi-co.jp/

日本海電業を訪問しました

日本海電業を取材しました

若林社長
若林忠嗣 代表取締役

 

会社の設立当初のお話を教えてください

 

会社の設立は昭和37年ですが、もともとは先代が、魚津港で漁船のバッテリーを充電することを業としたのが始まりです。

その当時は「焼玉エンジン(※1)」といわれたポンポン船(※2)の小さい漁船がとても多かったのですが、そういう仕事をしている会社は、おそらく魚津では唯一だったと思います。現在の港町の、たてもんの倉庫があるあたりに作業場があり、「たてもん祭り」(※3)にも携わりました。その頃のたてもんには、提灯を点灯するためにバッテリーを積んでおり、ものすごく重たかったと聞きました。

昭和30年代になり、北洋漁業が盛んになると、船舶も大型化し、無線設備、電気設備、ディーゼルエンジンの工事とメンテナンスの需要が高まり、北海道や気仙沼にも出向いて行うようになりました。

これがまさしく「日本海電業」の始まりです。

※1 焼玉エンジン

圧縮と、燃焼室にあるグロープラグの熱とによって、燃料の着火を行う内燃機関の一種。

※2 ポンポン船

 焼玉機関を用いた実用の船の通称(エンジン排気音の擬音に由来)。

※3 たてもん祭り

毎年8月第1金・土曜日の夜に諏訪町で行われる祭り。「諏訪神社」氏子の町内から、7基の“たてもん”が繰り出され、はっぴ姿の威勢のよい若者によって曳き廻される。県の有形民俗文化財、国の重要無形民俗文化財の指定を受けている。

 

その後はどう変化しましたか

 

対ソ連との関係で、漁船の操業が難しくなってきて漁業が縮小されると、インフラ整備、住宅の電気工事など、陸での事業が増えていきました。いわば「丘にあがった河童」になったわけです。そのほか、船で得た無線知識を活かし、タクシーの無線事業へとつなげました。その頃無線機は「真空管」だったので、車の振動による故障が頻繁に起きましたが、無線による利便性はすばらしいものでした。また、運輸会社のダンプカーやクレーン車の無線事業にも事業を展開しました。

そして、家電が登場すると、白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機が一般家庭に出回りました。当時、文化町、中央通り、真成寺町は大変にぎわっていたものですが、その頃、真成寺町に家電小売店舗を出店しました。とにかく休みなんかもらえないし、1231日の夜7時に至るまでテレビの配達をしていた記憶があります。みなさん紅白歌合戦が見たかったのでしょうね。日本の経済が右肩上がりの時代の話です。

 

活気あふれる時代だったんですね。その後は?

 

官公庁のインフラ整備とともに世の中に「防災」という意識が芽生え始め「広報無線」が始まりました。県内でそれを最初に設置したのが下村(現在の射水市)です。当時、これからは「無線通信設備」の時代だろうと感じたものですが、現在は「情報通信」なしではありえない時代です。ここまでの進化は当時の想像を超えていますね。現在は、情報通信の発達により、地球上で時差がなくなっていると言われるくらいですから。

消防車輌などはもちろんですが、最近ではダム管理設備高速・国道のトンネル内ラジオ再放送設備も、わが社の得意とする分野です。

無線屋から光(デジタル)を扱う企業へと移行しているのです。

 

防災情報設備も業務としてありますね

 

災害時の現場の映像操作などを担当しています。国や地方自治体の衛星移動車の操作を応援しています。現場の様子がリアルタイムで、関係諸官庁で見られるわけです。

数年前の能登沖地震や、入善町の高波の時も、社員は一週間くらい車の中で寝泊りしながら、現場映像を送りました。今回の東日本大震災では津波による甚大な被害がありましたが、現場に操作車輌を運ぶことを思うと、富山県で言えば常願寺川、神通川等の大河川の橋が心配ですね。津波があった場合を考えると、海岸部に隣接している道路が心配です。

機材・人の運搬をどのようにすればよいか今後の大きな課題ですね。

我々の仕事は、現在かなりのボリュームが防災です。ですから今回の大地震で、色々なことを考えさせられました。社員の家族のことを思うと、どこまで企業としてやるべきなのか、どこからがやれない範囲なのか、これからもよくよく考えていかなければならない問題です。

 

独自の取り組みはありますか

 

今はメンテナンス業が中心ですが、高度な機器と技術が必要とされますあそこでないとダメ」と言われる企業でなければならないと思っております。

復旧の時間を争う上水道設備や、道路・ダム・河川の管理設備等、公共性の高いものの修理対応は24時間体制になります。魚津市の水道は全て地下水というのはご存知かもしれませんが、昔は簡易水道の地域が多く、夜中に障害が起きると直ちに出動し、朝までには復旧しなければならなかったので、四の五の言っていられませんでした。とは言え、今はシステムも機器も良くなりましたので、夜中の出動回数も殆どなくなりました。

 

地域貢献について教えてください

 

企業として「安心、安全」をモットーとしておりますが、地域貢献という話になると、うーん、それは人が認めるものであって自分から語るものではないような気がしますね。

 

社長個人としての地域貢献もたくさんおありですね

 

自分が声をかけることによって良くなることであれば、自分が一歩動かないといけないだろうと思っています。ここ十年ほどはそんなことばかりしているかな・・・

「チャンスは貯金できない」と思って、新川文化ホールの活用、市民大学の開設など、気持ちでぶつかってきました。

 

若い社員とよくお話されると聞きましたが

 

野球に例えてよく話をします。守備の時、ピッチャー返しのゴロを誰が取るか?その時のランナーの有無やアウト数などの状況によって、セカンドが取るのか?ショートが取るのか?誰がカバーにまわるのか?決してベース上に境界線があって守備範囲が分けられているわけではないと思います。マニュアルだけでは良い仕事はできません。

若い人へのエールとして、「自分で自分の能力を決めてはいけない」と言っています。

 

今後の事業展開について教えてください

 

小水力発電など、新エネルギーへの事業を始動しています。小水力発電とは、電力会社などがダムで発電するものよりはるかに規模の小さい、数百W~数kWの発電を、町なかの用水などを利用して行うものです。家庭用、農業用、観光施設用などの用途に用いることが期待されています。

富山県には水量は豊富にありますし、特有の地形を活かした資源がたくさんあるので、これから、小水力発電への活用が期待されます。
 小水力

参考:山梨県都留市の設置している発電用水車

都留市で開催された「第1回全国小水力発電サミット」に参加した折、見学してきたものです。市役所の駐車場内にあり、間近で見るとたいへん迫力があります。この水車ともう1台をあわせて、市役所庁舎で使う電力の30%をまかなっているとのことです。また、見学に年間2千人程が訪れるそうです。

(解説:若林健嗣 専務取締役)
 

社員の方にお話を伺いました

車谷さん
無線通信部 車谷 友弘さん(魚津市出身・黒部市在住)
岩崎さん 

無線通信部 岩崎 尚典さん(兵庫県出身・魚津市在住)
山本さん

無線通信部 山本 早苗さん(魚津市出身・魚津市在住)

 

自己紹介をお願いします

 

(車谷さん)

入社6年目で主に通信関係の仕事をしています。テレメーターといって雨量や水位などのデータを収集したり、点検修理をおこなったりしています。

 

(岩崎さん)

大学卒業後、入社して3年目です。通信関係で放流警報機のメンテナンス市町村防災のメンテナンスなどを担当しております。

 

(山本さん)

入社4年目で、車谷さんとチームを組んで通信関係の仕事をしています。もちろん現場に出ております。鉄柱にも登りますし、山の中に入って全身泥だらけになることもあります。

屋外拡張子局点検

市町村防災の屋外拡声子局点検作業

 

こういう職種では、女性の方は数少ない戦力ではないですか?

 

(山本さん)

はい、少ないです。うちの会社ではもう一人女性がおります。

(車谷さん)

山本さんには現場で活躍してもらっています。入社してきた時「女扱いしないでください」と言われたので・・・(笑)

 

そうですね、山本さんを見ているとすごくパワーを感じます。

では、仕事中のご苦労などお聞かせ下さい。

 

(山本さん)

やはり、男性に比べて力がないので高所に登るときが大変です。

(車谷さん)

緊急を要する故障時の対応ですね。情報がリアルタイムにインターネットで判りますので、夜中に出動する場合もあります。

(岩崎さん)

私は、まだまだ要領が悪くて、作業についていけない場合もあったりします。業務においては専門的な知識が必要とされますが、それがまだ十分に備わっていないこともありまして。

空中線点検

市町村防災の空中線点検作業

 

入社に至った経緯を教えてください

 

(車谷さん)

前職を退社後、職業訓練校に通っている時に、この会社で2ヶ月ほど実習に来ていて「いい会社だなぁ」と感じたのがきっかけです。この会社に入社する前も、元々電機関係の仕事をしておりました。

(岩崎さん)

兵庫県出身で阪神大震災を経験していることもあって、防災の職業に興味がありました。

(山本さん)

地元出身なので、昔からこの会社に良いイメージを持っていました。父親がアマチュア無線をやっていたので、無線を身近に感じられたことや、私自身音楽が好きで、面接の時に音楽の話で盛り上がったのもよかったのかな・・・

面接の時、この会社の仕事は大学を出てきてすぐできるというものではなく、入社してから覚えていくことがたくさんある、と説明されましたね。

河川放流空中線点検

河川放流警報装置鉄塔の空中線点検作業

 

フランクな社風で、人間関係、チームワークがよさそうな環境に見えますが?

 

(車谷さん)

そうですね、よく話もしたりしますし、アットホームな会社ですね。

(山本さん)

私は、時事的な話や環境の話をしに、気軽に社長室に入って情報交換したりしています。

 

入社時の不安はありましたか?

 

(車谷さん)

無線通信の経験がなかったので、難しそうなイメージがありました。あと、年配の社員の方が怖そうに見えました。

(山本さん)

危険を伴う作業もありますので、しっかり注意してもらうことが怖く感じることもあるのですが、やはりありがたいです。

 

仕事のやりがいを教えてください

(車谷さん)

防災に関わっている仕事なので、地域の役に立てているとの思いがあります。また、今では一つの現場を任されるようになったので、完成したときの達成感もあります。

(岩崎さん)

検査が無事終わったときの達成感ですね。

(山本さん)

工事が完了すると、テストが終わった後みたいにうれしいですね。それと、私は魚津市民なので、市の仕事をすると市のために役立てたかなと思いますね。

車載無線機点検

市町村防災の車載無線機点検作業

 

魚津市に対して何かご意見はありますか?

 

(車谷さん)

魚津市だけの話だけではないのですが、子どもが減っているようで心配です。

(岩崎さん)

食べ物の話ですが、魚、ばい貝、ほたるいかがすごく新鮮でおいしいです。雪もそうなのですが融雪装置は初めて見ました。不便はあまり感じず、住みやすいですね。

(山本さん)

4世代で大町小学校校下に住んでいるのですが、周りに若い世代がいないので寂しいですし、将来的な心配もあります。もっと地域ぐるみで世代を超えて交流し合える場が欲しいです。

あと、仕事上関心があってなんですが、「津波ハザードマップ」の作成を急いで欲しいです。今回の震災ですごく心配になりました。

 

これから就職される方へ、社会人としてのアドバイスをお願いします。

 

(車谷さん)

「挨拶ができる」が基本ですね。あと、自分の考えをきちんと言えることですね。

組織の中に入るとなかなか意見を言えなかったりするのですが、おかしいことはおかしいといえる人がいないと、会社も向上しませんから。

(岩崎さん)

私も気をつけたいのですが、対人関係において細かい気配りができるとよいと思います。また、興味がある分野の資格などを取っておくといいですね。学生時代の方が時間はいっぱいありますから。

(山本さん)

仕事以外で打ち込めるものを見つけておいて欲しいですね。

人と関わるときのために、自分自身にどれだけのネタを仕込んでおくかが、社会人になってからは大切だと思います。

 

編集後記

この取材で特に感じられたのが、社員の皆さんのお話から垣間見えるチームワークでした。社員の方同士はもとより、社長と社員の皆さんとのコミュニケーション、距離の近さが、スムーズな人間関係や信頼関係につながり、そして強いチームワークとなって感じられるのだろうと容易に想像されました。

 幅広い分野で様々な活動を展開されている社長、そして「安心、安全」のため24時間体制で業務にあたる社員の皆さんの活躍により、これからも必要とされ、信頼される企業であり続けてほしいと思います。

 

日本海電業ホームページ

www.nihonkai-dengyo.co.jp/

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Author:uozusantaro
富山県魚津市の企業・産業を知ってもらいたいと感じている市職員グループです。

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